ワンマン度の高い会社の方が圧倒的に株の値段が高いのです
ワンマン度の高い会社とワンマン度の高くない会社の株の値段ですが、
株の値段が全然違うのです。ワンマン度の高い会社の方が圧倒的に株の値段が高いのです。
なぜ、ワンマン度の高い会社の株が高いのかといえば、
例えば、会社を作ったときに社長がメインでお金をだしました。
8割9割の株を出資しました。
少し足りないので、友達に10%とか20%出してもらっいました。
このような会社があったとします。
そうすると友達は出資をしてますが、経営にほとんど参画はしてないことになります。
社長が8割、9割の株を持っていたら、会社の経営については、その社長が全部決められるわけです。
なので、友達の持っている10%とか20%の株とは議決権があったとしても、
議決権を行使しても、社長と意見が合わなかったら、意見は通らないわけです。
したがって、友達の持っている株は議決権が非常に低いということになります。
これは違う評価をしないといけないんじゃないか?ということになります。
それで、ワンマン度の高い株主の株の評価と、ワンマン度の低い株主の株の評価は全然違う値段がつくことになります。
同じ会社の株でも、そのようになるということです。
圧倒的に価格が違いますので、
私がこれから解説していくのはワンマン度の高い株主の評価をメインにしていきます。
社会保険労務士・行政書士・FP 大西英樹