会社の大きさの判定の練習問題です。
小売りサービス業です。
小売りサービス業の欄を見ます。
まず従業員の数、70人はいない。
下のランクで見なければいけない。
小売サービス業として、総資産が1億5000万ということです。
1億5000万ということはここでいうと4000万円以上というところに丸がつきますね。
4000万円以上を丸つけてください。
次に従業員さんが25人いる。
25人ということは20人超です。
25人以下というところになります。
そうすると1回目の判定は下の欄が4000万以上というところです。
売り上げ3億9000万円、3億9000万ということは2億5000万以上。
というところに丸をつける。
2回目は上のランクに丸をつける。
2億5000万のところなので、それをとなぞると中会社の中ということになります。
中会社の中は0.75。 Lが0.75ということになります。
今回の事例は、売り上げ3億9000万でした。
例えばこれが4億9000万円だったとすれば、どうなるか?
あと1000万円上がると、売り上げ5億円以上になります。
そうずると、会社規模は中会社の大になります。
こういう微妙なところの数字である会社というのは、どっちにでも行ってしまう可能性があります。
今度は製造業です。
総資産5億円。従業員さんが30人。売り上げが6億円という会社です。
製造業はどこだっていうと卸売り小売サービス業以外に入ります。
総資産5億円ということは5億以上のところに丸がつきます。
次に従業員さん30人ということは、20人超35人以下というところになります。
この段階では下のランクを採用するということは、従業員数のところが採用されるということになります。
売り上げが6億円ということは、4億円以上というところに入ります。
こっちの4億円以上のところが採用される。
したがって中の大。Lが0.9ということです。
もうおわかりになりましたね。
業種に合わせて、総資産と従業員さん、次は売り上げ。
最初は下の方、最後は高いというかたちで見ていくということになります。
ここで解説した評価の段階は後々の株価の評価減ということにつながってきます。
社会保険労務士
行政書士・FP 大西英樹