パートとかアルバイトの非正規社員はどうするのですか?
さて、従業員が70人以上で大会社なのはわかりました。
よくある質問は、パートとかアルバイトの非正規社員はどうするのですかということです。
例えば、社員は500人いるけど、いっぱいパートやアルバイトがいるというケースです。
非正規社員がいっぱいいる場合どうすんのということです。
この場合、人数は関係ありません。
非正規社員たちの年間の総労働時間を使います。
非正規社員が100人いても200人いても、あるいは10人であろうとも、全員が何時間働いているのかがポイントになります。その合計労働時間を1,800時間で割ります。
そうすると人数がでてきます。
小数点第1位まで計算します。
例えば、3,000時間を1,800時間で割ると、1.667という数字になります。
小数点第一位までということになるので、1.6が採用されるということになります。
この場合の従業員の数は15人プラス1.6人ということで16.6人ということになります。
従業員数の表に20人超35人以下とか、その下は5人超20人以下とか書かれています。
以下とか超とかっていう数字が出ています。
これは、以下というのはその数字が入りますが、超というのは0.1人でも超です。
例えば、35.1人というふうにパートとか入れたるとなった場合、35.1人というのは35人超に入るわけです。そういう意味で小数点第1位まで出しているということになります。
金融機関の方は超という考え方、すぐわかると思いますが、一般の方には超ってなかなか言わないのでわかりにくいかもしれませんね。
超えているか、超えてないかということです。
社会保険労務士・行政書士・FP 大西英樹