中小企業の未来を左右する!事業承継の重要性と現状②
事業承継について、中小企業庁のデータがでています。
これによると20年前、社長さんの最も多い年齢が47歳だった。
20年後、社長の最も多い年齢で66歳。
これは、20年前からずっと社長やっていることになる。
ということはですね、事業承継はほとんどされてないっていうことです。
今、66歳だとすれば、あと10年猶予があるのかって考えてください。
あと10年も余裕がない。このまま何もしなければ76歳を超える。
だからもう事業承継しないわけにいかない状況にいるっていうことです。
これが日本の中小企業の現状なのです。
そうは言っても、日々の売り上げとか、資金繰りとか、人材確保対策、人材教育とか、
そういうこと社長は本当に日々忙しい。
やらなきゃいけないなって思っていてもできない。
事業承継というのは目の前のことではないから。
数年後のことなので、なかなかできないということが現実なのです。
誰かがサポートしてあげないといけないっていうことになります。
でも、顧問の税理士さんは「まだ早いんじゃない?」っていうのですね。
本当に困ったことは適切な相談相手がいないということ。
本当に相談相手がいないんです。
損害保険の営業マンというのは、元々将来のリスクに対して対策するわけですよね。
目の前じゃなく、将来のリスクです。
ということは、本来の損害保険のポジションです。
ですから、まさにこの事業承継もそれにピッタリのポジションということになります。
会社で加入している保険と事業承継はどういうふうに関わっているのかということなのですが、
・事業保障
・役員退職金
・節税
・福利厚生
・財務体質改善、あるいは強化
ということで加入されているものがあります。
これから重要なことは、これらの会社で加入している事業承継として使うということです。
事業承継をサポートするための会社の保険が重要ですということになります。
社会保険労務士・行政書士・FP 大西英樹